
Rekoo Japan 株式会社 は Restar Games 株式会社 が設立以来、所在地を共にする企業である。中国市場でのソシャゲに目を付けた日本の投資ファンド インフィニティ・ベンチャーズ LLP によって2009年10月に設立された。代表作は mixi での『サンシャイン牧場』シリーズであり、同社の代表取締役 劉勇 と MIXI 会長 笠原健治 との関係は更に遡る。
http://www.rekoo.co.jp/about.php より。
会社名 | Rekoo Japan 株式会社 |
設立 | 2009年10月 |
資本金 | 2010万円 |
代表取締役CEO | 劉勇 (Patrick Liu) |
所在地 | 東京都渋谷区南平台町6番11号 |
事業内容 | ソーシャルゲームの企画・開発・運営・パブリッシング |
https://www.houjin-bangou.nta.go.jp/henkorireki-johoto.html?selHouzinNo=2011001062687 より。
法人番号 | 2011001062687 |
商号又は名称 | Rekoo Japan株式会社 |
フリガナ | レクージャパン |
所在地 | 東京都渋谷区南平台町6番11号 |
法人番号指定日 | 2015年10月5日 |
2015年10月5日より前に設立された法人の法人番号は、一律で2015年10月5日に指定されている。
2009年当時の記事より。
ユーザー数250万人を超える人気1位のmixiアプリ「サンシャイン牧場」を運営する中国Rekoo Mediaは11月10日、日本法人Rekoo Japanを10月27日付けで設立したと発表した。日本ユーザー向けのサポートなどを行う。
日本法人は、Rekooと投資会社インフィニティ・ベンチャーズの合弁企業で、資本金は非公開。社長はインフィニティ・ベンチャーズ共同代表の小野裕史氏が兼任。まずは2~3人規模でスタートし、日本ユーザー向けサポートや、中国本社で行っている開発のサポート、モバイル版の動作検証、日本市場向け新企画の提案などを行う。
Rekoo Mediaは、2007年に北京で設立した社員数60人のソーシャルゲームメーカー。mixiアプリのほか、中国のSNSや米Facebookなど世界のSNSにアプリを提供しており、1日アクティブユーザー数は世界合計で1200万人に上るという。「世界ナンバーワンのソーシャルゲームプロバイダーになることが目標」と、11月9日、来日して会見したRekooのパトリック・リウ社長は話す。
会見に同席したミクシィの笠原健治社長は、「日本法人設立で、サービスが加速すると期待している」と話していた。
「サン牧」の中国Rekooが日本法人設立 街を作る「サンシャインタウン」スタートへ – ITmedia NEWS
北京分播时代网络科技有限公司 (Rekoo Media) の創業者でもある。株式会社 MIXI 会長の 笠原健治 との関係も長い。遅くとも2010年9月17日には、代表取締役となっていた模様 (KDDIのリリース, 報道)。
厳密には Rekoo Japan 株式会社 に籍があるか不明だが、LinkedIn に掲載されている情報によると、2013年3月から現在まで 热酷游戏 (Rekoo Games) のマーケティング&コマーシャル責任者として籍を置いている。
(旧) インフィニティ・ベンチャーズ LLP の共同代表パートナーであり、Rekoo Japan 株式会社 設立時の代表取締役を務めた。ソーシャルゲームについて曰く「日本で1番に火付け役になった原点」だそう。
(旧) インフィニティ・ベンチャーズ LLP の共同代表パートナーであり、小野裕史氏とともに Rekoo Japan 株式会社 の設立に深く関わった。報道 によると同社系列の IVP Fund が中国法人の Rekoo に150万ドルの投資を実施した際に、Rekoo (中国法人のこと) の社外取締役に就任する予定であった。
2010年6月14日頃に代表取締役を務めていた人物 (プレスリリース)。
Rekoo Japan 株式会社が入居する ラビ一番町 で JOYTEA 株式会社 と Restar Games 株式会社 が設立される。その後、Rekoo Japan 株式会社 と (現) Revitalization Games 株式会社 は相次いで ジョイヒルズ南平台 に移転し、同地で Sunshine Games 株式会社 が設立される。
Rekoo Japan 株式会社の評判・口コミ一覧 (全11件) 【就活会議】
https://syukatsu-kaigi.jp/companies/70101/word_mouths
2014年6月27〜28日に開かれた IVS 2014 Summer Workshop というイベントの記事より。
日本でソーシャルゲームの人気に火を付けた「サンシャイン牧場」
小野:ちなみにさっき言った、Dolphin Browserってのは我々の投資先でもあるんですけど、知ってる人ちょっといましたね。見るとですね、シリコンバレーで作られたアプリかのような、洗練されたデザインだったりするんですよね。まさかこれが中国で作られているとは。武漢っていうあまり知られていないような田舎町でですね。
またちょっと話が変わって、ベンチャーの起こし方だっけ? 小林さん。ふたつがセットになったむちゃぶりなセッションをやることになってるわけなんですけど、その話をしたいなと思うんですが、冒頭の僕の話を聞いた方はちょっと出てくるところがあるかもしれません。
僕はもともとベンチャー投資をやる人間じゃなく、ベンチャーを作る側の人間だったので、今までどんなベンチャーを作るのに携わってきたかとか、どのようにできたか、といった生々しい話ですね。さっきの中国の洗練された映像とは全く違う話からしたいなと思います。
せっかくなので中国ネタからですね。「サンシャイン牧場」って知ってる方どのくらいいますか?
(会場の数名が挙手)
嬉しいですね、ありがとうございます。知らない方はお帰りいただく、わけではなくてですね(笑)、今はもうTVでいろんなスマホのゲームだとか、ソーシャルゲームだとかって言われていますけども、このサービスは日本で1番に火付け役になった原点ですね。
かつて華やかだったmixiのソーシャルゲーム。GREEよりもDeNAよりも先にmixiが1番最初に立ち上げたときに、3カ月で一気に300万人くらい、で600万人くらいを、1年弱で集めたんですね。
ソーシャルゲームのブームは日本より先に中国で起きていた
小野:今でこそ、その数字って大したことないんですが、当時は驚異的なスピードで集まったんです。今ではどこでもやってるかもしれませんが、彼らいわくこの会社が、ソーシャルゲームの農場ゲームの原点らしいんですね。Zyngaも彼らのゲームを真似したという。
田中:Zyngaよりも先に作ったという。
小野:この会社はですね、日本の会社ではなくて、北京にあるRekoo(レクー)という会社、田中が見つけてきて投資をしたんですが、最初のきっかけは、日本ではまだ誰もソーシャルゲームなんてやっていない中で、中国でめちゃくちゃ流行ってるというところからスタートでしたね。
田中:日本ではまだブームが来てないけど中国では数100万単位でこういうゲームをやってるっていうのが事実で。さっき小野が言いましたように、mixiがソーシャルゲームのプラットフォーム始めるっていう話を嗅ぎつけたので、いち早くそのネタを日本にもってきたっていうのが、この事例です。
小野:この会社はmixiのソーシャルゲームのオープン化、ソーシャルゲームをスタートしますよっていうタイミングで来て、いち早く成功したんですけども、この会社がどのように日本でも立ち上がったかっていう話をしたいと思います。
拉致監禁からスタートした事業の立ち上げとは
小野:ちょっとエピソードがおもしろくてですね、当然中国にはすでに会社があって、そこに我々実際に投資もしたんですが、日本展開をしたいと。mixiが始めるってことで、日本展開をしたいと。でも、日本にはまだ何にもなかったんですね。まず、我々何をしたかというと、とりあえず会社を作りましたね。
田中:登記して。
小野:とりあえず登記をしようと。Rekoo Japanという名前にしようと。でも、社長がいないと。とりあえず小野さんが前に経営をやっていたので、「小野さん、社長やってくださいよ」そんなスタートだったんですね。
日本法人というのは、本来投資する人間がその会社の社長やるなんてないんですけども、とにかく社長でスタートして、で、スタッフを雇わないといけないってことで。最終的に50人くらいスタッフは集まったんですけど、最初は誰もいなかったんですね。
どうしたかというと、田中の知り合いのソーシャルゲームのことが大好きな2人をとにかく会議室に集めて、僕がセッティングしてそこで始めました。で、ちょっと意気投合してですね。
田中:そのまま拉致して北京に連れていったと。
小野:そうなんですよ。そのミーティングの直後にですね、田中の方がもうアポイントを取っていたのでと言って。とりあえず2人に聞いたのはパスポートを持ってますかと(笑)。パスポート持ってるんなら大丈夫ということで、1週間後くらいでしたかね?
田中:その翌週には北京に行ってました。
小野:僕のほうはフライト2人分取ってあげてですね。その2人とも、現業があったんですよ。仕事やってたんですけども、もう飛行機取っちゃいましたからと。行きましょうということで北京に連れていって、その2人が最初のRekoo Japanのスタッフになったんですね。こんなふうに、言ってみればもう、拉致監禁からスタートして。
田中:非常に危険なビジネス。
小野:はい。そんなふうにしてても、今の日本のソーシャルゲームの火付け役になるような会社が出来上がったんですね。
社長が知らぬ間にゲーム内の課金メニューがはじまっていた
小野:このとき僕はすごい原体験があって、僕は社長をやっていて、中国側とやりとりをしていたんですけども、日本向けのサービスにとにかく僕が聞いてないようなことをどんどん中国側がやるんですね。
社長なので説明責任があるんですけど、知らない間にユーザーから教えられて「こんなのはじまってますけど」って言われて「知らない」みたいな。めちゃくちゃ前のめりなんですね。
このスピード感が大事だなと思っていたんですが、それに関して1番思い出深いエピソードがあります。mixiがこのソーシャルゲームを最初は無料で、広告モデルだけでやっていて……今では当たり前なんですが、課金ありますよね。いわゆるゲーム内の課金。
時間を節約するために肥料を買う、肥料を買えば早く食物を成長させられるんですけども、肥料にお金がかかる。そういういわゆる課金のビジネスをやろうということで、ずっと準備していたんですけども。
ある日、僕が家で楽しく夜の11時くらいですね、酔っ払いながらネットサーフィンをしていたら、突然僕の携帯がバンバン鳴り始めるんですね。何かと思って電話を取ると、知らない人からで、「あのー、もらえてないんですけど」とか言われて、僕は「は?」って思って。
僕も酔っ払ってるんですけど、この人も酔っ払ってるのかなとか思って、「何なんですか」って逆切れしてパッて切って。でも、そのあともバンバン同じような電話がくるんです。
何が起きたのかと、ふとサンシャイン牧場を見ると、僕が知らない間に勝手に課金のメニューが始まっていて。僕Rekoo Japanの社長なんですけれども、知らない間に課金が始まっていたんです。
ベンチャーは中国人のビジネススピードを見習うべき
小野:課金を始めるには「特定商取引法」っていう表示をしなければいけないんですが、そこに代表の小野裕史っていう名前と、僕が昔に伝えた記憶のある僕の携帯番号が書かれていたんですね。なんだこれはと(笑)。当時のユーザーは500万人くらいいたのかな。
田中:確か、当時はユーザーが肥料を買ったけど、決済のあとがうまくいかなくて、肥料が届いていないっていう。
小野:肥料が届いてないとかポイントが届かないとか、要はそういうクレームの電話だったんですね。僕が知らないとこで勝手に課金を始めて、人の携帯番号を晒して、何しとるねん! て感じなんですけれども、このスピード感は大事だなと思って。非常に、こっちが逆に負けてるなって。思い出深い話ですね。
ベンチャーってですね、色んな立ち上がり方があるんですけど、やっぱりスピード、すごく重要です。特に中国はスピード感、スケール感ってのもデカいんですけど、そういうところに1回でも触れる機会があると非常に鍛えられるというか。その後にも、実際につながったというエピソードですね。
田中:ひとつコメント加えると、さっき2人拉致した話がありますが、みなさんもこうやっていろんなベンチャーの人たちが集まって、いろんな機会があると思うんですね。多分迷うこともあると思うかもしれないけど、特にそれが今自分の未経験の体験で、おもしろいなってものがあったら、迷わず拉致されたほうがおもしろい道が開けると思います。
小野:僕が冒頭に言った「ノータイムポチリ」もそのときに使ってください。とにかく考えずにアクションしてしまうと。
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– ログミーBiz
ソーシャルゲームについて、設立した人物の口から「日本で一番に火付け役になった原点ですね」と語られている。
記事に掲載されている インフィニティ・ベンチャーズ LLP は Groupon Japan や Farfetch の日本立ち上げを行ったベンチャーキャピタル会社で、現在の社名は 株式会社 Headline Japan。(プレスリリース) ちなみに、グルーポンジャパンの本社は当初株式会社ミクシィ内であった模様(Wikipedia参照)。
2010年3月の記事より。
もちろん、盛り上がっているのは事実なんだと思うんですよ。DeNAやGREEもプラットフォーム開放して、REKOOも日本法人立ち上げたらしいじゃないですか。金になりそうなのはいいことだ。だが、金になりそうなことと金になっていることとは違う。っていうか、あんだけ毎日大量に新作アプリがリリースされる状況で、自社サービスが他社より多くの話題をさらうにはどうする必要があるのか。広告宣伝費を払う必要があるんだよ。一個あたりの制作費は安く抑えられても、国内ならmixi、DeNA、GREEのプラットフォーム事業者にお金を支払って目立つところに置いてもらう作業をしなければならない。お布施が足りないと埋没する。
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